治療法について

Atlas Orthogonal Chiropractic

当院の施術について

Atlas Orthogonal Chiropractic

アトラスオーソゴナルカイロプラクティックとは


アトラスオーソゴナルカイロプラクティックは、上部頚椎においてスリーリングを水平垂直に整えることを目的としています。スリーリングとは、頭蓋骨の大後頭孔、第一頚椎(アトラス)の孔と第二頚椎の孔を指します。

第一頚椎(アトラス)の孔に対して頭蓋骨の孔が水平垂直であり、第一頚椎(アトラス)に対して第二頚椎の孔が水平垂直であれば人体の構造は正しい配列を保つことが出来、神経組織の機能は阻害されません。
アトラスオーソゴナルカイロプラクティックの目的は、水平な第一頚椎(アトラス)に対し頭蓋骨が垂直で第二頚椎以下の脊柱が垂直である状態をいいます。
この時、スリーリングは水平垂直でバランスの取れた状態が保たれ神経は人体を健康に保つ為、その機能を遺憾なく発揮出来るのです。

骨格における根本となる椎骨は第一頚椎(アトラス)です。
第一頚椎(アトラス)が要となって頭蓋骨の形を形成すると共に、脊柱の在り様を決定しています。
もし脊柱が曲がっていたなら、第一頚椎(アトラス)に何らかの不整合があると云えますし、頭蓋骨が左右対称ではなく歪んでいたなら、やはり第一頚椎(アトラス)にズレが生じていることを物語っています。
第一頚椎(アトラス)は正しい骨組みを決定する基準となる椎骨なのです。

脳と神経は、頭蓋骨と脊柱に保護され正しく格納されなければなりません。
正しい骨組みの中で脳と神経の働きが正常に発揮されることで、人体は健康を維持することができます。
脊柱のどこに歪みやズレがあっても、それを正そうとするなら第一頚椎(アトラス)を正しい位置に戻すことが不可欠となります。
つまり、背骨の曲がりや骨盤の歪みは結果であり、原因とはなりません。
全身の骨格を正そうとするなら、力学的代償で歪んだ骨盤や脊柱を矯正するのではなく、根本原因である第一頚椎(アトラス)を正しい位置に戻すことが必要不可欠と云えるのです。

第一頚椎(アトラス)の調整には専門性が要求され、専門家による施術が必要です。
当院では一般的なカイロプラクティックでは行えない第一頚椎にアプローチして、痛みや症状を解決するための根本的な施術をすることができるのです。

骨格の歪みに起因する症状と自律神経症状に効果を発揮します

アトラスオーソゴナルカイロプラクティックは、第一頚椎1ヶ所のみにアプローチして骨格の歪みが原因で起こる、頚椎ヘルニア・頚椎管狭窄症・顎関節症などの諸症状ばかりでなく、自律神経失調症に代表されるめまい・頭痛・パニック障害などの自律神経症状に有効です。どこに行っても改善がみられなかった多くの患者様からご来院いただき感謝申し上げます。皆様のお役に立てれば幸いです。

アトラスオーソゴナルカイロプラクティックの有効性について

従来のカイロプラクティックとは全く異なるものです

第一頚椎(アトラス)がズレることで脊柱にも歪みが発生します。第一頚椎のズレは、全身に影響を与えます。

第一頚椎(アトラス)に対し、頭と頚を垂直に矯正(アジャストメント)することで、全身の骨格を構造的に正す事を目的としています。そのことにより、全身の骨格の関節が正常な運動性を取り戻し、神経圧迫を取り除くことが出来ます。骨組みのどこに問題が発生しても、全体の骨格が変化しない限り、本当の改善は望めません。頭の孔と第一頚椎・第二頚椎の孔は正しく配列しなければなりませんが、この上部頚椎にズレが生じると、様々な病理に発展する場合があります。
頚椎ヘルニアや頚椎脊柱管狭窄症などの頚椎の疾患から、腰椎ヘルニアや腰椎脊柱管狭窄症・腰椎すべり症などにとどまらず、重篤な神経症状を呈する場合が多くあります。
第一頚椎(アトラス)を整えることで背骨全体も整い症状が落ち着いていきます。

当院の使用器具について

アトラスオーソゴナルパーカッション施術器具

患者様の負荷を最小限に近づけ、アトラス(第一頚椎)に微振動を与える際に最適な環境となるよう設計されたプロ仕様モデルです。

アトラスオーソゴナル専用テーブル施術器具

最新のアトラスオーソゴナルのための専用テーブルで、長年研究が重ねられ術時の痛みがほとんどない理想的な施術を可能にしています。

施術の流れ

STEP
問診票の記入

お悩みの症状について確認を行うために、詳しくご記入ください。
首の痛み、頭痛、めまい、不眠などの症状や、既往症などをご記入いただきます。
※画像データをお持ちの方はご持参ください。

STEP
問診

問診表に沿って、お悩みの症状・痛み・経緯について詳しくお伺いします。
治療の流れもご説明させていただきますので、不安な部分があれば何でもお話しください。
※予めメールなどでこれまでの経緯や現在の症状を送って頂けるとスムーズです。

STEP
検査 Ⅱ 施術前レッグチェック

施術前の左右の脚長差を検査するとともに、身体全体の歪みの程度や身体の反射を把握します。

STEP
検査 Ⅲ 上部頚椎における配列をダイレクトに検査

直接頚椎を触診し、アトラスオーソゴナルに即した関節機能学的検査を行い、微細な不整合を割り出します。専門性をもって、配列の不具合や関節の変形などをダイレクトに検査します。重心の検査もこの時に行われます。

STEP
施術

アトラスオーソゴナルカイロプラクティックによる施術を行います。(1秒間の施術)
施術時の痛みを最小限にし、パシンという音とともに施術が終了します。
※若い方からご高齢の方まで安心して受けて頂けます。

STEP
鍼灸治療と休息

施術が終わりましたら、効果を高め持続効果を発揮させるため「鍼治療」を施し、安静にリラックスし15分ほど休息していただきます。この間に自律神経が整い、再構築された身体が安定します。

お問い合わせ・ご予約

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06-7505-4478

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症例

1-1 第6頚椎分離症と頚椎椎間板ヘルニアと診断されて来院した15歳男児(左:施術前、右:施術後)
施術後は重心が正常な位置を示し、第6頚椎への負荷が減少していることが分かる。

1-2 左:施術前は屈曲時に椎体の配列が崩れ、脊柱管も椎間孔も不整列であるが、右:施術後は正しい位置に変化し、神経圧迫が取り除かれていることが分かる。

1-3 伸展時に軸椎歯突起と環椎歯突起窩の間隙が開いてしまい異常な関節を作っているが、施術後は正常な位置関係に戻っている。

2-1 環軸関節亜脱臼と診断されて来院した8歳女児(左:施術前、右:施術後)
施術前環椎後頭関節の位置関係に異常がみられたが、施術後改善し第一頚椎(アトラス)は水平を示し、頭蓋骨と頚椎は直交(オーソゴナル)な位置関係を示している。

2-2 施術前、頚椎が傾きを示すとき、回旋を伴っていることが分かる。頚椎の回旋と傾きは、第一頚椎(アトラス)の捩れが原因であることが分かる。施術後は直交(オーソゴナル)な位置関係に改善されている。

2-3 より頭方からの検証でも上記(2-2)が明らかである。

2-4 施術前、頭方からの検証で第一頚椎(アトラス)の回旋が頚椎全体を回旋させていることが分かる。施術後は下部頚椎まで正しく整列していることが分かる。

2-5 施術前、第一頚椎(アトラス)の回旋が頭蓋骨を歪めた結果、下顎骨が左前方変位していることが分かる。施術後は、ほぼ直交(オーソゴナル)に変化していることが分かる。

2-6 第二頚椎(アキシス)も同様に、施術前、第二頚椎(アキシス)の回旋が頭蓋骨を歪めた結果、下顎骨が左前方変位していることが分かる。施術後は、ほぼ直交(オーソゴナル)に変化していることが分かる。

3-1 極度の近眼、イライラ、多動、呼吸困難、心拍異常、思考困難の症状を呈して来院した5歳男児(施術前)
環軸関節において環椎が前方に変位し、延髄を圧迫していることが分かる。

3-2 後頭窩が環椎上関節窩上で、後方に亜脱臼したことで環椎後頭関節は癒合している。

3-3 環椎は前方に変位し、延髄を圧迫している。

3-4 (施術後)
第一頚椎(アトラス)の前方変位が修正され、脊柱管の狭窄が改善されていることが分かる。

4-1 環軸関節亜脱臼と診断されて来院した13歳女子(施術前)
環椎後頭関節に亜脱臼があり、C2C3の不整合が顕著であり頚椎の傾きを示している。

4-2 環椎後頭関節に亜脱臼があるため、C2以下の不整列を発生させている。

4-3 (施術後)
開口部の奥には環軸関節を確認することができる。軸椎の上に乗っている第一頚椎(アトラス)の外側塊は左右均衡し、正常な関節を取り戻したことを示している。

5 脳脊髄液減少症と診断されて来院した15歳男子(左:施術前、右:施術後)
施術前、後縦靭帯の変性および椎間板の突出がみられ、小脳扁桃が下垂していることが分かる。施術後、後縦靭帯および椎間板は改善され小脳扁桃の下垂も改善されていることが分かる。

6 環軸関節亜脱臼と診断されて来院した5歳男児(左:施術前、右:施術後)
施術前、頭蓋骨・環椎・軸椎に明らかな変位がみられ頚椎は後弯している。施術後、頭蓋骨・環椎・軸椎の変位は解消され頚椎は生理的湾曲を示し、重心が正しい位置を通っていることが分かる。

7 顎関節症で来院した女性(左:施術前、右:施術後)
施術前、開口時に轢音がし、下顎骨は左へ回旋している。施術後、下顎骨は正常な位置を示し、轢音が減少した。

研究

この研究は米国Sweat Instituteで発表したものの一部である

1-1 被験者25人において施術前と施術後に血液を採取し、ホルモンの成分比較を行った。
下垂体前葉ホルモンACTH(抗ストレスホルモン):急性期には増加し、疲弊期には枯渇する。CORTISOLの放出抑制を制御する。

急性期の症状を示している患者では、施術後平均で40.5%の減少がみられた。慢性期(鬱状態)の患者では、50%上昇がみられた。

必要なホルモンが必要な時に、適性に分泌されるようになったことが分かる。

1-2 副腎皮質ステロイドホルモンCORTISOL(抗ストレスホルモン)は、急性期の症状を示している患者では、施術後平均で42.9%の減少がみられた。慢性期(鬱状態)の患者では、50%上昇がみられた。

当院の施術が、脳幹や視床下部といった生命中枢に対し有効であることが分かる。

頭痛の症状で当院にご来院の患者様979人に調査を行いました。

①頭痛に悩まされてどのぐらい経過しましたか?

10年以上:21% 20年以上:23%

②頭痛に伴うその他の症状は?

症状あり:87%(うち自律神経症状:34%)

③施術を受けての効果は?

完治:81% 効果があった:17%

④通院の期間は?

2週間以内:68% 4週間以内:23%

⑤頭痛時に服用していた薬はやめましたか?

完全にやめた:78% ほぼやめた:22%

当院の施術は、頭痛に対し大きな効果をもたらすことが分かる。